やさしい禅語解説

■ 禅語解説選集

電光影裏斬春風

電光影裏斬春風 (でんこうえいりにしゅんぷうをきる)

解説:

凄まじい響きの語句である。円覚寺の栽松老大師が当時の小泉総理大臣に授けたとして紹介もされた。
無学祖元禅師が自国の能仁寺にいたとき、元の大兵に取り囲まれ、一人端座しておられる禅師は剣を突きつけられた。その時「この世のすべては空である。剣で斬るならそうしなさい。しかし斬るといっても空を斬るのだから、電光が光るうちに春風を斬るようなもので手ごたえはないだろう」見事な禅師の見識と度量に兵は逃げ去ったという。

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