表装の形式/裂地につい

■ 表装の形式 >>

◎仏表装(ぶつひょうそう)
表装 表装

本紙が宗教的な内容をもつ書や絵画はこの仏表装に仕立てます。

特徴は上下がひとつづきになった総縁(そうべり)に、赤中廻しに細い筋をいれるものです。
33ヶ所集印・88ヶ所集印はこの形式となります。

左:金襴仏表装…裂地はすべての地色の異なる金襴を取合わせて、重厚さを持たせています。

右:緞子仏表装…緞子の場合は、そういった輝きをを押さえ、少し落ち着いた感じのする新しい仏表装に仕上げています。

◎本表装(ほんびょうそう)
表装

特徴は総縁ではなく上下と中廻しにわかれています。上・下は無地裂が多く、中廻しは緞子を多く使用します。

墨蹟、古筆、古画、新画等広く行われ、本床用として用います。

◎茶掛表装(ちゃがけびょうそう)
表装

本表装と同じ形式ですが、柱の部分を五分以下に細く仕立て、軽快で洒落た趣があります。

一般に茶席に用いられ、茶人ものなど一行書の本紙を仕立てます。

◎台表具(だいひょうぐ)
表装

全体の形式としては本表装(茶掛表装)と同じです。

扇面、短冊、小色紙など特に本紙の小さなものは、台紙張りとして用います。

◎丸表装(まるびょうそう)
表装

特に本紙の長いものや漢詩、拓本などによく用いられます。

特徴は、全体を総縁(そうべり)で仕上げ、正式には風帯を付けません。

◎明朝表装
表装

丸表装(袋表装)に明朝(細い縁)をつけたものです。

南画・文人画など中国風の絵画によく用いられる形式です。

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正絹合金襴

正絹(絹100%)に合成金属箔糸(合金)を織り込んだもの。(京表装)

正絹緞子

縦糸、横糸共に正絹を使用したもの。(京表装)

新緞子

交織(こうしょく)緞子。人絹(レーヨンなど)と綿などを織り交ぜたもの。(京表装・新都表装)

仏用金襴

紺、または赤色地の仏用交織合金。(新都表装)

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